グランドの色を変更する際に、モチーフ(ここでは花)の色に意図せず影響が出てしまった場合に、それぞれの色を適切に修正する手順をご紹介します。
グランド色の追加
- 元図案と、色まとめ図案を開きます。
- モジュールメニュー>レタッチ を選択します。
- 元図案の元の配色が確認できるように表示しておきます。
- カラーパネルの「+」ボタンをクリックし、グランドの色を追加します。

グランドの塗りつぶし
- レタッチ塗りつぶしツールを選択し、追加したグランドの色でグランド部分をクリックします。塗りつぶしの影響範囲を調整する場合は、「許容量」を変更します。


- 配色パネルの「+」ボタンをクリックして配色を追加し、グランドの色を濃色にします。
- 花の中に濃色が残っていないか確認します。
- グランドとして塗り残した箇所があれば、元の配色を表示して手順1の操作を繰り返します。
- 元のグランドの色は花の色として、追加した色をグランドとして扱います。

カラーパネルの整理
カラーパネルの色はドラッグ&ドロップで移動し、整理することができます。


仕上げの作業について
グランドと花の部分が地続きになっているデザイン(縁取りがないなど)の場合、レタッチ塗りつぶしツールでは意図しない箇所まで色が変更されてしまうことがあります。このような場合は、箇所ごとにブラシツールなどを手動で丁寧に塗り替える必要があります。
レタッチに役立つ機能例
- 指定色・除外色の設定を活用した修正方法
- ノイズの除去とガタつきを滑らかにするスムージングツール