プリント柄等を簡易的に絣柄(部分的に染めた織り糸を用いて織り出した織物)の表現にします。
絣
- 絣柄にするデータを開き、モジュールメニュー>絣 を選択します。
RGBカラー/インデックスカラーともに対応しています。
- 絣ダイアログが表示されます。各設定をして「OK」をクリックします。
- サイズ(ピクセルの大きさ/pixel)
- シフトの長さ(絣の長さ/pixel)
- 経(経糸のみ絣糸を用いた経絣)/緯(緯糸のみ絣糸を用いた緯絣)/経緯(経・緯両方に絣糸を用いた経緯絣)を選択
- 絣柄に変更されました。
右図>サイズ 4、シフトの長さ 8、インデックスカラー画像
拡大図
インデックスカラー画像
インデックスカラー画像に 絣を使用した場合、 配色作成・編集が行えます。
RGBカラー画像
RGBカラー画像に 絣を使用した場合、自動的に織物素材のような陰影がついた「布地パターン」レイヤーが作成されます。
続けて絣表現を重ねて使用する場合
「絣グループ1」レイヤーを非表示にし、背景レイヤーを選択します。
再度、モジュールメニュー>絣 を選択し、[2]と異なる設定をして別の絣柄を作成します。
(例:サイズ 2、シフトの長さ 15)
作成した絣柄は「 絣グループ」として、レイヤー登録されます。
不要の場合は、通常のレイヤー同様に削除します。
2つの絣柄がレイヤーで管理されます
背景が透明画像の絣
透明部分が保持されたまま絣表現したい場合は、「透明を保護」に設定します。
設定しない場合は、透明部分が背景色で絣表現されます。
透明を保護:あり
透明保護:無し
経/緯のどちらかを絣にする
絣を「経」に設定すると背景色で緯糸部分を描画します。
「緯」に設定すると背景色で経糸部分を描画します。
「透明を保護」すると背景色の影響を受けません。
透明を保護:あり
透明を保護:なし 経糸が背景色で描画されます