テキスタイルデータに関する保存と書き出し方法です。
保存
Ctrl + S(Mac:⌘ + S)
PLANS専用フォーマット(.4dt)で保存(または上書き保存)します。
ファイルメニュー>保存 で保存します。
テキスタイルデータとして縞割情報や配色、糸、組織などを付加して保存することができます。
別名で保存
Ctrl + Shift + S(Mac:shift + ⌘ + S)
テキスタイルデータとして別名で保存します。
- ファイルメニュー>別名で保存 を選択します。
- 保存する場所を選択してファイル名を入力します。
- 「保存」をクリックします。
(.4dt)ファイル形式として保存されます。アイコンはOSやバージョンによって異なります。

- サムネール表示

- テキスタイルデータアイコン
- Ver4.20以前
- 縮小時のプレビュー
絵で保存
作成した柄を画像の状態にして保存します。
- 縞入力メニュー>絵で保存 を選択します。
- 絵で保存するサイズ(糸と組織の最小公倍数/糸本数/ 用紙サイズ)を選択します。
- モアレ消し(強度0~10)の調整をします。
- イメージタイプ(RGBカラー/インデックスカラー)を選択します。
※起毛設定やかぶり効果、緯糸の色強度を調整している場合は、RGBカラーのみ対応します。 - ファイルフォーマット(.PNG/.TIFF/.4di)を選択します。
※イメージタイプ(インデックスカラー)、ファイルフォーマット(.4di)を選択した場合、配色が保持されます。詳細は、絵で保存(インデックスカラー)を参照してください。

- 解像度(240/300ppi)を選択します。
※インデックスカラー(.4di)の場合、解像度は240ppiのみ対応します。 - 「OK」をクリックします。
- 保存する場所を選択してファイル名を入力し「保存」をクリックします。
印刷する際に発生するパターンのことです。
細番手の柄を作成するとモアレが出やすくなります。
絵で保存するサイズの種類
糸と組織の最小公倍数
作成した柄と組織に繋がりがある状態で保存します。
そのため、柄を複数回リピートさせたサイズで保存されることがあります。

糸本数
作成した柄の1リピート分を保存します。
そのため、組織に繋がりがない場合があります。

用紙サイズ
指定した用紙サイズになるまで柄をリピートして保存します。
例:A4サイズで保存

絵の保存にはサイズ制限があります。
解像度240ppiの場合
PNG:4,000 × 4,000 pixels = 約 42.3 × 42.3 cm
TIFF:4,000 × 4,000 pixels = 約 42.3 × 42.3 cm
4di:20,000 × 20,000 pixels = 約 211.7 × 211.7 cm
縞割の糸本数と組織の最小公倍数が制限を超えた場合、メッセージが表示され、制限内に切り取られます。
絵で保存(インデックスカラー)
起毛設定やかぶり効果、緯糸の色強度を調整を使用していない場合、初期設定ではイメージタイプにインデックスカラーが選択されています。
ファイルフォーマット
PNG
サイズを優先して保存します。(実寸大)
マッピング等に利用します。
TIFF
サイズを優先して保存します。(実寸大)
3D用のテクスチャデータ等に利用します。
4di
画質を優先して保存形式します。(実寸大ではありませんが、画質を優先したファイルになります)
プリントモジュールで配色作成等に利用します。

イメージタイプをインデックスカラー、ファイルフォーマットで(.4di)を選択した場合、配色が保持されます。

イメージに書き出し
作成した柄を画像の状態にしてアプリケーション内に書き出します。
- 縞入力メニュー>イメージに書き出し を選択します。
- イメージに書き出しするサイズ(糸と組織の最小公倍数/糸本数/ 用紙サイズ)を選択します。
- モアレ消し(強度0~10)の調整をします。
- イメージタイプ(RGBカラー/インデックスカラー)を選択します。
※起毛設定やかぶり効果、緯糸の色強度を調整している場合は、RGBカラーのみ対応します。
- 「OK」をクリックします。
- 画像の状態になり、別ウィンドウで開きます。

インデックスカラーで書き出した場合は、配色が保持されます。

イメージに書き出しできる最大サイズは
20,000 × 20,000 pixels = 約211.7 × 211.7cmです。解像度は240ppi固定です。