チェックの縞入力メニューについて説明します。
密度変更
初期設定では密度は120(1本= 0.21mm)です。変更する場合は下記手順で行います。
- 縞入力メニュー>密度変更 を選択します。
- 密度変更ダイアログから数値(12~300/inch)を入力して「OK」をクリックします。
※ウィンドウ下にあるステータスバーで、縞割の1リピート分の長さを確認します。
密度 | 糸の太さ |
---|---|
12(最低値) | 2.12mm |
50 | 0.51mm |
72 | 0.35mm |
80 | 0.32mm |
100 | 0.25mm |
120 | 0.21mm |
150 | 0.17mm |
180 | 0.14mm |
200 | 0.13mm |
300(最高値) | 0.08mm |


チェックのデフォルト密度を変更する場合
- 縞入力メニュー>密度変更 を選択します。
- 密度を入力し「デフォルトも変更」に ☑ をつけてOKし、チェックファイルを保存します。
- 次回以降、ファイルメニュー>新規>チェックを選択すると [2] で設定した密度のファイルが開きます。
※初期設定では密度120/inch(糸1本= 0.21mm)です。

全体リピート
Ctrl + R(Mac:⌘ + R )
- 縞入力メニュー>全体リピート を選択します。
- 縞入力画面いっぱいにリピート表示します。


サイズ変更
縞割の幅を数値で変更することができます。
○○cmにしたい、○○%に拡大/縮小したい 場合に有効です。
- 入力ツールでサイズ変更したい範囲を選択します。(全範囲の場合は選択不要)
- 縞入力メニュー>サイズ変更 を選択します。
- サイズ変更ダイアログから幅の数値(mm/cm/inch/%)を入力し、「OK」をクリックします。



縞全体に適用:設定した幅の増減の割合を計算して、自動的に縞全体に反映します。
経緯両方に適用:設定した幅の増減の割合を計算して、自動的に経緯両方の縞全体に反映します。
経緯同柄
経と緯の配列を同じにします。
- 経縞(または緯縞)の配列を作成します。
- 縞入力メニュー>経緯同柄 を選択します。
または、縞割ウィンドウでコンテキストメニュー(右クリック)>経緯同柄 を選択します。 - 経縞と同じ配列が緯縞に配列されます。1リピート分の織り上げたイメージを確認します。


部分リピート
- 入力ツールでリピートする縞割範囲をドラッグして選択します。
- 縞入力メニュー>部分リピート を選択します。
または、縞割ウィンドウでコンテキストメニュー(右クリック)>部分リピート を選択します。 - 部分リピートダイアログから、リピート回数を数値入力し「OK」をクリックします。
- 設定回数分リピートされます。


範囲内反転
- 入力ツールで、反転する縞割範囲をドラッグして設定します。
- 縞入力メニュー>範囲内反転 を選択します。
- 縞割範囲が反転します。


絵で保存
絵で保存については、チェックの基本操作/絵で保存を参照してください。
イメージに書き出し
イメージに書き出しついては、チェックの基本操作/イメージに書き出しを参照してください。
背景色
縞入力画面の背景色を変更します。
- 縞入力メニュー>背景色 を選択します。
- 背景色ダイアログからCMYに任意の数値を入力し「OK」をクリックします。
(初期設定 C:102, M:102, Y:102) - 設定した背景色に変更されます。


実寸表示
実寸大で柄を表示します。
- 縞入力メニュー>実寸表示 を選択します。
- 縞入力画面を実寸大で表示します。
実寸大表示を解除する場合は、再度 縞入力メニュー>実寸表示 を選択します。

実寸表示するには、あらかじめ 編集メニュー>環境設定(Mac:4Dbox PLANS メニュー>設定)>定規>画面解像度 を設定します。
織り上げプレビュー
- 縞入力メニュー>織り上げプレビュー を選択します。
- ウィンドウ全体にリピート展開された柄が実寸大で表示されます。
- 縞入力画面に戻るには「閉じる」をクリックします。


実寸表示するには、あらかじめ 編集メニュー>環境設定(Mac:4Dbox PLANS メニュー>設定)>定規>画面解像度 を設定します。
テキスタイルとして開く
テキスタイルデータに変換して、糸形状や組織など、よりリアルで複雑な表現を可能にします。
- 縞入力メニュー>テキスタイルとして開く を選択します。
- チェックで作成した柄がテキスタイルデータとして開きます。
- テキスタイルの機能を使用した編集が可能になります。
詳細は、テキスタイルの基本操作を参照してください。

画面下のドキュメントリストから、データの種類(チェックデータ/テキスタイルデータ)を確認できます。

下絵表示/下絵移動
スキャナーで読み込んだ生地や画像を下絵にして柄を作成します。
使用できるファイル形式は(.4di/.png/.jpg/.bmp)です。※(.4di)はver.4.25より対応
・生地をスキャンする場合は、できるだけ歪みなくまっすぐに入力してください
・画像の解像度を使用する密度と同じに設定すると、画像のサイズを忠実に表現します
※チェックの初期設定は密度 120ppi です。最終的にテキスタイルデータで出力する場合は、解像度を 240ppi に設定してください。
- 縞入力メニュー>下絵表示 を選択します。
- 「開く」をクリックして下絵画像を選択します。
- 「不透明度」を設定して「OK」をクリックします。

- 下絵が、設定した不透明度で表示されます。
- 下絵の位置を移動したい場合は、縞入力メニュー>下絵移動 を選択します。
- ダイアログが表示されます。X・Y のスライダーをドラッグして移動します。
- 下絵を元にしてペンツールや入力ツールで縞割を作成します。

- 経緯縞割を作成して完成します。

- 縞入力メニュー>下絵表示 を再度選択します。「下絵表示」の ☑ を外し「OK」をクリックすると、下絵が非表示になります。
